よくある質問
刃物事業に関する質問
- Q1.どんな刃具を販売してるのですか。
- 当社はアルミニウムの精密加工で豊富な経験があります。
基本は切削抵抗の少ない鋭利なエンドミルです。
その他、外径公差1ミクロンレベルのリーマや、ダイヤモンド工具も提供します。 - Q2.ABICOスペシャルの特徴を教えてください。
- 非鉄金属向けで、鋭利な切れ味をもったエンドミルです。
特にアルミニウム加工で威力を発揮しています。
薄型部品で変形の少ない加工には最適です。
最大の特徴は40度近い強ネジレとそのネジレ角に近いギャッシュ角度を持ちます。
その結果、とても切れ味のよい鋭利な刃先に仕上がっています。 - Q3.アルミニウムの削りだし加工にはどんな刃物が良いでしょうか?
- 薄型加工に加えて、重切削削りだし加工にもABICOスペシャルは最適です。
切削速度500m/min、数千m/minの高速送りで、花吹雪のような切りくずを出しながら削っていきます。
短時間で大量にアルミを除去できます。 - Q4.φ8mmで5ミクロン以下の穴公差精度を加工したい。
- 当社の精密リーマを使ってください。
外径公差1ミクロン、振れ精度1ミクロン以下の超精密リーマを提供できます。
また、長寿命や内面加工精度を実現するためにダイヤモンドコーティングを施します。 - Q5.アルミの高速重切削加工ってどんな加工ですか?
- アルミブロックの削りだしや経常の掘り込み加工です。
500m/minを超える高速切削加工でその威力を発揮します。
切り込み量は3~5mmで数千m/minの高速送りスピードでアルミブロックを様々な形に加工除去します。 - Q6.ABICOスペシャルエンドミルは標準の3枚刃エンドミルとどこが違うの?
- ABICOスペシャルは当社の切削加工経験に基づいて開発されたエンドミルです。
特にギャッシュ角度と刃先アールのリード角度を滑らかに繋ぐことで、低い切削抵抗を実現しています。
このために変形の少ない薄物の加工に最適なのです。 - Q7.アルミ加工でコーティング刃物はどういうときに必要ですか?
- アルミニウムは鋭利な刃先を必要としています。従ってノンコーティングでも十分な切削性能を発揮します。
しかし、より高寿命や表面荒さえをよく給する場合はコーティングを施します。
当社ではアルミ加工に最適な水素フリーダイヤモンドコーティングを推奨しています。
従来のDLCに比べ、薄膜で表面硬度が高いですので長寿命が期待できます。
スピンドルに関する質問
- Q1.どんなスピンドルを作っているのですか?
- 工作機械用の精密スピンドルです。
最も実績のあるスピンドルはBT30クラスのマシニングセンタと6インチクラスのCNC旋盤です。 - Q2.どんな大きさのスピンドルが得意でしょうか?
- スピンドルの軸径サイズで φ40mm~φ60mmクラスです。
用途に合わせて、全て専用設計します。 - Q3.回転数はどのくらいまで上がりますか?
- ベアリングサイズで大きく異なりますが、例えば内径φ45mmのベアリングなら24000rpmまで可能です。
- Q4.潤滑油などのメンテナンス方法を教えて下さい。
- 精密スピンドルはとてもセンシティブな装置です。
潤滑方法をオイルエアーやオイルミストにすることで更に超高速に廻すことが可能になってきます。
しかしながら、潤滑油のメンテナンスを誤ると、すぐに焼き付きトラブルの原因となります。
当社のスピンドルは全て厳選されたグリスを使った潤滑としており、メンテナンスフリーでお使いいただけます。 - Q5.マシニング用のスピンドルの特徴を教えてください。
- 主軸構造は剛性を高めるために主軸端から後部まで全長を使って与圧をかけていきます。(DBB組み合わせ)
これで同じサイズのベアリングを使った前部固定方式に比べ、モーメント剛性を格段に高くしています。 - Q6.振動精度はどのくらいでしょうか?
- 標準的にはJIS 1G以下としていますが、更に低振動のスピンドルを提供することも可能です。
- Q7.連続運転でのスピンドル外面の温度上昇はどれくらいですか。
- スピンドルの回転数にもよりますが、Dn値(スピンドル軸径×回転数)で100万以上でも室温+20度以下に抑えることを基本としています。
特に加工精度の高い工作機械には特別に温度上昇を低く抑え、寸法変化量の少ない構造設計も可能です。
ダイヤモンド事業に関する質問
- Q1.ABICOの得意とするダイヤモンド事業を教えてください。
- PCD、CBNや単結晶ダイヤモンド工具の研磨装置の開発を得意としています。
顧客ニーズにあった研磨装置を提案します。
まだ研磨の経験のないお客様に研磨ノウハウの提供もしています。
ナノ形状精度の単結晶ダイヤモンド工具も販売します。 - Q2.PCD工具はどのように研磨するのですか?
- 固定砥粒のダイヤモンド砥石を使います。
PCDは磨耗しにくい材質ですので、研磨も簡単ではありません。
基本的には、砥石面に数kgから数十kg加圧しながら研磨加工します。
また砥石の目詰まり防止にツルーイングしながら研磨します。 - Q3.単結晶のタイヤモンド工具の種類を教えてください。
- ダイヤモンドバイトを主流としています。
形状は、輪郭精度50nm以下のナノバイトから、刃先アールの2ミクロンレベルのマイクロ刃先バイトまで提供可能です。
また、アール0.05mm~0.1mm近い、1枚刃ボールエンドミルも相談に応じます。 - Q4.ナノバイトを作りたいのですが・・・。
- 当社はナノバイトを研磨するための研磨装置を提供しています。
アールの輪郭精度は40ナノレベルが可能です。
そのときのアールの大きさは5ミクロンから200ミクロンレベルです。 - Q5.輪郭精度の測定はどのようにするのですか?
- 数十ナノレベルの輪郭精度の測定は確立されていません。
現在では各社各様の方法で測定しています。
ABICOでは、基本的には回転精度20nm以下の静圧軸受けを使って接触法を使った測定を採用しています。
その回転精度は、校正されたガラスマスター球を使って、その測定値の信頼性を検証しています。
但し、10ミクロン以下の微細工具は接触法では困難であるため、電子顕微鏡などの画像をデジタル解析して、その輪郭精度を求めています。